シーチキンLフレーク(70g)1缶あたり
2024年4月の平均価格158円

最高値158
最安値124

物価高騰📈ランキング
49全146項目調査中コロナ禍前からの上昇率123%
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シーチキンLフレークは、きはだまぐろを大豆油と独自の調味液で調味したフレークタイプの70gツナ缶。

ツナ缶は、主原料にマグロを使ったものとカツオを使った2種類あります。日本ではツナ缶=マグロのイメージが強いですが、欧米ではマグロとカツオはツナとひとくくりにされるため、マグロに比べてカツオは漁獲量も豊富で、値段も安いため世界で流通しているツナ缶はカツオを原料としたものが主流になっています。

缶詰で一二を争うツナ缶とサバ缶は安価なタンパク源として世界的にも需要を年々増大しており、欧米だけでなく、新興国や宗教上で豚肉が食べられないヒンズー教やイスラム教国でも食べられています。

しかし、ツナ缶のマグロもカツオも、サバ缶のサバも近年漁獲量が急減し、価格高騰が続いていることから、ブリを使ったブリ缶、ベジタリアンやヴィーガンの人も食べられる大豆を主原料とした100%植物性の代替シーフードなど、ツナ缶・サバ缶の代替商品が次々登場しています。

ツナ缶の高騰・値上がり理由

ツナ缶の原材料であるマグロ(鮪)カツオ(鰹)が高騰・値上がりした。

マグロ(鮪)の高騰・値上がり理由
  • 原油価格の高騰に伴い、漁船の燃料費の操業コストが膨らみ、市場に出回る価格に上乗せになった。
  • 中国や東南アジアの富裕層に日本で漁れる水産物需要が高まり、より高く買ってくれる他国に買い負けが起きるようになり、マグロが国内市場に出回らなくなったことで価格が高騰した。
カツオ(鰹)の高騰・値上がり理由
  • 原油価格の高騰に伴い、漁船の燃料費の操業コストが膨らみ、市場に出回る価格に上乗せになった。
  • 2017年8月下旬から続いている黒潮の分流の侵入によって海水温が上昇する黒潮の大蛇行の影響で日本周辺でとれるカツオが減少した。
  • 世界的にカツオを原料にしたツナ缶が安価なタンパク源として需要を増大しており、世界中でカツオが大量漁獲されるようになったことで、日本沿岸にやってくるカツオの資源が大幅に減少し、日本でのカツオの漁獲量が減少し、国産カツオの価格が高騰した。

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表データで見る

シーチキンLフレーク(70g)1缶あたりの平均価格(相場)
2019年集計128円
2019年1月128円
2019年2月128円
2019年3月128円
2019年4月128円
2019年5月128円
2019年6月128円
2019年7月128円
2019年8月130円
2019年9月129円
2019年10月130円
2019年11月128円
2019年12月128円
2020年集計128円
2020年1月129円
2020年2月129円
2020年3月129円
2020年4月128円
2020年5月128円
2020年6月128円
2020年7月128円
2020年8月127円
2020年9月128円
2020年10月127円
2020年11月128円
2020年12月128円
2021年集計126円
2021年1月128円
2021年2月128円
2021年3月126円
2021年4月125円
2021年5月126円
2021年6月126円
2021年7月124円
2021年8月126円
2021年9月126円
2021年10月126円
2021年11月126円
2021年12月127円
2022年集計130円
2022年1月128円
2022年2月128円
2022年3月128円
2022年4月127円
2022年5月128円
2022年6月127円
2022年7月128円
2022年8月128円
2022年9月132円
2022年10月131円
2022年11月136円
2022年12月135円
2023年集計152円
2023年1月138円
2023年2月143円
2023年3月147円
2023年4月150円
2023年5月153円
2023年6月155円
2023年7月155円
2023年8月157円
2023年9月156円
2023年10月156円
2023年11月157円
2023年12月157円
2024年集計157円
2024年1月157円
2024年2月157円
2024年3月156円
2024年4月158円

シーチキンLフレーク(70g)1缶あたりの最高値は2024年4月に158円、最安値は2021年7月に124円で最高値と最安値の価格差は34円ありました。コロナ禍前と比較した場合に123%平均価格が上昇しました。

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出典

価格上昇率ランキング