大豆1kg
2024年5月の輸入価格97円
最高値112
最安値47
- 物価高騰📈ランキング
- 1全146項目調査中コロナ禍前からの上昇率197%
大豆は、畑の肉と呼ばれ、たんぱく質や脂質をたくさん含む栄養価が高い食材です。日本では弥生時代から栽培されていますが、日本の2020年の大豆の自給率はわずか6%、94%が輸入頼りです。アメリカ、ブラジル、カナダの3国からほとんど輸入しています。
大豆の高騰・値上がり理由
- 大幅な原油価格の高騰が発生したことで農業機械の燃料費が膨らんだ分と化学肥料の国際価格が高騰した分が市場価格に上乗せされた。
- 大豆の世界最大の産地であるブラジルで地球温暖化による降雨不足の天候不順が影響して不作となったことで、供給懸念から大豆の国際価格が上昇した。
- 大豆の世界最大の輸入国は中国であり、中国の経済が成長し、国民生活が豊かになるにつれ中国国内での食肉消費量が増加し、大豆油を搾油した残りの大豆を牛・豚・鶏などの家畜への栄養豊富な飼料として与えて、より多くの食肉を生産する動きが活発になったことに伴う大豆需要の増加が、大豆の国際価格を上昇させた。
- 化石燃料の高騰に伴い、大豆の種子から得られる大豆油が液体バイオマス燃料向けに需要が増加し、大豆の国際価格が上昇した。
- 円安が進行するほど、大豆の輸入価格が上昇した。
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大豆の国内自給率・輸入割合
大豆の国内自給率・輸入割合は、自給率が6%、輸入が94%で、輸入が圧倒的に多く、輸入頼りになっています。
大豆の国内生産量 (2021年)
1位 | 北海道 10万5,400t (42.8%) |
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2位 | 宮城県 22,200t (9%) |
3位 | 秋田県 13,900t (5.6%) |
4位 | 滋賀県 8,630t (3.5%) |
5位 | 青森県 8,210t (3.3%) |
6位 | 新潟県 7,770t (3.2%) |
7位 | 佐賀県 7,540t (3.1%) |
8位 | 山形県 7,300t (3%) |
9位 | 福岡県 7,210t (2.9%) |
10位 | 富山県 7,100t (2.9%) |
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総生産量 | 24万6,500t |
日本の大豆国別輸入量 (2023年)
1位 | アメリカ 257万t (73.4%) |
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2位 | ブラジル 60万t (17.1%) |
3位 | カナダ 31万t (8.9%) |
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総輸入量 | 350万t |
大豆1kgの平均価格(相場)
2019年集計 | 49円 |
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2019年1月 | 49円 |
2019年2月 | 52円 |
2019年3月 | 50円 |
2019年4月 | 51円 |
2019年5月 | 50円 |
2019年6月 | 50円 |
2019年7月 | 49円 |
2019年8月 | 47円 |
2019年9月 | 48円 |
2019年10月 | 47円 |
2019年11月 | 47円 |
2019年12月 | 50円 |
2020年集計 | 50円 |
2020年1月 | 51円 |
2020年2月 | 54円 |
2020年3月 | 51円 |
2020年4月 | 50円 |
2020年5月 | 49円 |
2020年6月 | 50円 |
2020年7月 | 49円 |
2020年8月 | 47円 |
2020年9月 | 48円 |
2020年10月 | 49円 |
2020年11月 | 52円 |
2020年12月 | 54円 |
2021年集計 | 69円 |
2021年1月 | 56円 |
2021年2月 | 59円 |
2021年3月 | 66円 |
2021年4月 | 69円 |
2021年5月 | 67円 |
2021年6月 | 71円 |
2021年7月 | 72円 |
2021年8月 | 75円 |
2021年9月 | 75円 |
2021年10月 | 76円 |
2021年11月 | 74円 |
2021年12月 | 71円 |
2022年集計 | 95円 |
2022年1月 | 74円 |
2022年2月 | 73円 |
2022年3月 | 77円 |
2022年4月 | 87円 |
2022年5月 | 96円 |
2022年6月 | 98円 |
2022年7月 | 107円 |
2022年8月 | 104円 |
2022年9月 | 108円 |
2022年10月 | 111円 |
2022年11月 | 112円 |
2022年12月 | 96円 |
2023年集計 | 98円 |
2023年1月 | 95円 |
2023年2月 | 95円 |
2023年3月 | 99円 |
2023年4月 | 98円 |
2023年5月 | 96円 |
2023年6月 | 100円 |
2023年7月 | 106円 |
2023年8月 | 93円 |
2023年9月 | 102円 |
2023年10月 | 103円 |
2023年11月 | 95円 |
2023年12月 | 95円 |
2024年集計 | 95円 |
2024年1月 | 95円 |
2024年2月 | 93円 |
2024年3月 | 97円 |
2024年4月 | 94円 |
2024年5月 | 97円 |
大豆1kgの最高値は2022年11月に112円、最安値は2019年8月に47円で最高値と最安値の価格差は65円ありました。最新調査月である2024年5月現在の輸入価格は97円です。コロナ禍前と比較した場合に197%輸入価格が上昇しました。
関連品目
出典
- ・大豆輸入CIF価格 - 日本円/kg
https://chematels.com/market/soybeans - ・大豆はどこの国から輸入されているのか教えてください。
https://www.maff.go.jp/j/heya/kodomo_sodan/0011/07.html