緑豆モヤシ1kg
2024年4月の平均価格193円

最高値193
最安値168

物価高騰📈ランキング
92全146項目調査中コロナ禍前からの上昇率114%
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モヤシとは植物名ではなく、豆類や殻類などの種子を水につけ、日光に当てずに発芽させて成長させたものを指します。緑豆モヤシ、大豆モヤシ、黒豆モヤシなどがあります。

緑豆モヤシは、緑豆を発芽させたモヤシで、国内市場に出回るモヤシの9割を占めます。甘みがあり、ビタミン類が豊富なのが特徴です。原料の緑豆は、中国からの輸入頼りです。安定した低価格から30年以上にわたって物価の優等生とされてきましたが、原料の緑豆の高騰から値上がりが続いています。国内でも緑豆の栽培実験は行われてはいますが、商品化には至っていません。

大豆モヤシは、大豆を発芽させたモヤシで、豆モヤシとも呼ばれます。茎の先端部分に豆の部分が残っていて、タンパク質に富み独特の食感が特徴です。朝鮮料理のナムルや、中華料理での炒め物に多用されています。

黒豆モヤシは、インド原産のブラックマッペの種子を発芽させたモヤシで、甘みが強く、シャキシャキした 歯ごたえが特徴で、ラーメンや焼きそばに多用されています。緑豆モヤシと比べて鮮度落ちが早いため、1990年以降は緑豆モヤシに急激にとって代わられました。

モヤシの高騰・値上がり理由

  • 市場に出回るモヤシの9割以上を占める緑豆モヤシの原料である緑豆は中国からの輸入頼りであったが、中国では2020年から中国政府の補助金が出る他の穀物への転作が進んだことで中国の緑豆の生産が減り、需給逼迫から原料である緑豆の高騰が続いている。
  • モヤシは生育適温が20℃前後のため、夏場は冷房、冬場は重油・灯油軽油・ガス(都市ガスLPガス)などの化石燃料を使ってボイラーで暖房できる室内で栽培され、冷房の電気代高騰・ボイラーの燃料代高騰がモヤシの価格に上乗せになった。

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モヤシの国内自給率・輸入割合
輸入 100%

モヤシの国内自給率・輸入割合は、全量を輸入に依存しています。

緑豆モヤシ1kgの平均価格(相場)
2019年集計169円
2019年1月168円
2019年2月169円
2019年3月169円
2019年4月168円
2019年5月168円
2019年6月169円
2019年7月170円
2019年8月169円
2019年9月171円
2019年10月170円
2019年11月171円
2019年12月169円
2020年集計170円
2020年1月170円
2020年2月171円
2020年3月171円
2020年4月171円
2020年5月170円
2020年6月171円
2020年7月170円
2020年8月170円
2020年9月170円
2020年10月171円
2020年11月170円
2020年12月169円
2021年集計171円
2021年1月171円
2021年2月169円
2021年3月170円
2021年4月169円
2021年5月169円
2021年6月169円
2021年7月169円
2021年8月169円
2021年9月171円
2021年10月172円
2021年11月175円
2021年12月175円
2022年集計179円
2022年1月175円
2022年2月176円
2022年3月176円
2022年4月178円
2022年5月177円
2022年6月178円
2022年7月179円
2022年8月180円
2022年9月182円
2022年10月181円
2022年11月182円
2022年12月183円
2023年集計188円
2023年1月182円
2023年2月183円
2023年3月183円
2023年4月188円
2023年5月188円
2023年6月188円
2023年7月189円
2023年8月187円
2023年9月192円
2023年10月192円
2023年11月191円
2023年12月192円
2024年集計193円
2024年1月192円
2024年2月192円
2024年3月193円
2024年4月193円

緑豆モヤシ1kgの最高値は2024年3月に193円、最安値は2019年1月に168円で最高値と最安値の価格差は25円ありました。最新調査月である2024年4月現在の平均価格は193円です。コロナ禍前と比較した場合に114%平均価格が上昇しました。

出典

価格上昇率ランキング