ブロイラーもも肉100g
2024年5月の平均価格145円
最高値148
最安値132
- 物価高騰📈ランキング
- 120全146項目調査中コロナ禍前からの上昇率108%
鶏肉の国内自給率は約60-65%、残りの35%-40%を外国産鶏肉の輸入に頼っています。主な鶏肉の輸入先は、ブラジルとタイです。国産鶏肉は、大きくブロイラー、地鶏、銘柄鶏の3種類にわけられます。
ブロイラーとは、成鶏に達するまでの飼育日数が50日位で早く生育できるように品種改良された食肉用鶏の一種で、大規模な密閉型の鶏舎の中で大量飼養され、生後51 - 55日・体重2.5 - 3.5kgで出荷される若鶏のことを指します。他の食肉用鶏と比べて、短期間・大量飼養であることが特徴です。
地鶏とは、JAS規格によって明確に定義されており、明治時代までに日本に導入され定着した鶏38種類を在来種とした品種の血が50%以上である出生の証明ができることに加えて、ふ化日から75日間以上飼育していること、28日齢以降、自由に地面を歩き回れる平飼い飼育をしていること、28日齢以降1㎡当たり10羽以下で飼育していることの飼育期間・飼育方法の条件をクリアした若鶏のことを指します。ブロイラーよりもはるかに長期間飼育で、鶏群のパフォーマンスも高くなる飼育方法なので、歯ごたえや弾力が強く噛めば噛むほど鶏肉の旨みが出てくるのが特徴です。代表的な地鶏として比内地鶏、名古屋コーチン、薩摩地鶏は日本三大地鶏と呼ばれています。
銘柄鶏とは、JASによる厳格な定義はなく、飼料や環境など工夫を加えて飼育されたことにより、ブロイラーよりも味や風味などが良い若鶏のことを指します。日本には110種類以上の銘柄鶏がいて、それぞれで飼育期間も飼育方法も異なります。
鶏肉の高騰・値上がり理由
動画で知る
データで見る
鶏肉の国内自給率・輸入割合
鶏肉の国内自給率・輸入割合は、自給率が65%、輸入が35%で、自給率が圧倒的に上回っています。
鶏肉の国内生産量 (2021年)
1位 | 日本 168万5,000t (100%) |
---|---|
総生産量 | 168万5,000t |
日本の鶏肉国別輸入量 (2021年)
1位 | ブラジル 44万t (74.1%) |
---|---|
2位 | タイ 13万5,000t (22.7%) |
3位 | アメリカ 16,000t (2.7%) |
... | |
総輸入量 | 59万4,000t |
ブロイラーもも肉100gの平均価格(相場)
2019年集計 | 134円 |
---|---|
2019年1月 | 137円 |
2019年2月 | 136円 |
2019年3月 | 136円 |
2019年4月 | 134円 |
2019年5月 | 134円 |
2019年6月 | 133円 |
2019年7月 | 133円 |
2019年8月 | 133円 |
2019年9月 | 134円 |
2019年10月 | 132円 |
2019年11月 | 134円 |
2019年12月 | 133円 |
2020年集計 | 133円 |
2020年1月 | 134円 |
2020年2月 | 132円 |
2020年3月 | 132円 |
2020年4月 | 132円 |
2020年5月 | 133円 |
2020年6月 | 132円 |
2020年7月 | 133円 |
2020年8月 | 132円 |
2020年9月 | 133円 |
2020年10月 | 134円 |
2020年11月 | 134円 |
2020年12月 | 135円 |
2021年集計 | 135円 |
2021年1月 | 137円 |
2021年2月 | 136円 |
2021年3月 | 136円 |
2021年4月 | 134円 |
2021年5月 | 135円 |
2021年6月 | 135円 |
2021年7月 | 135円 |
2021年8月 | 135円 |
2021年9月 | 134円 |
2021年10月 | 134円 |
2021年11月 | 134円 |
2021年12月 | 136円 |
2022年集計 | 136円 |
2022年1月 | 136円 |
2022年2月 | 136円 |
2022年3月 | 134円 |
2022年4月 | 133円 |
2022年5月 | 134円 |
2022年6月 | 134円 |
2022年7月 | 134円 |
2022年8月 | 135円 |
2022年9月 | 136円 |
2022年10月 | 139円 |
2022年11月 | 139円 |
2022年12月 | 142円 |
2023年集計 | 147円 |
2023年1月 | 144円 |
2023年2月 | 146円 |
2023年3月 | 147円 |
2023年4月 | 147円 |
2023年5月 | 147円 |
2023年6月 | 147円 |
2023年7月 | 147円 |
2023年8月 | 147円 |
2023年9月 | 148円 |
2023年10月 | 147円 |
2023年11月 | 146円 |
2023年12月 | 146円 |
2024年集計 | 146円 |
2024年1月 | 147円 |
2024年2月 | 146円 |
2024年3月 | 146円 |
2024年4月 | 146円 |
2024年5月 | 145円 |
ブロイラーもも肉100gの最高値は2023年9月に148円、最安値は2019年10月に132円で最高値と最安値の価格差は16円ありました。最新調査月である2024年5月現在の平均価格は145円です。コロナ禍前と比較した場合に108%平均価格が上昇しました。
関連品目
出典
- ・小売物価統計調査 1221 鶏肉 - ブロイラー・もも肉・100g
https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0003421913 - ・年報畜産 2022 【国内:鶏肉】
https://www.alic.go.jp/content/001223909.pdf