ブリの切り身100g
2024年5月の平均価格324円

最高値402
最安値258

物価高騰📈ランキング
72全146項目調査中コロナ禍前からの上昇率118%
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ブリは、北海道から九州まで広く分布し、成長にあわせて脂の乗りや旨みも増すことから、いくつもの名をもつ代表的な出世魚で、全国で統一の明確な基準はなく地方によりサイズに応じた呼び名が様々あり、一般的に80cm以上に成長したものがブリ(鰤)と呼ばれています。

関東は「ワカシ(20cm-40cm)→イナダ(40cm-60cm)→ワラサ(60cm-80cm)→ブリ(80cm以上)」、関西は「ツバス(20cm-40cm)→ハマチ(40cm-60cm)→メジロ(60cm-80cm)→ブリ(80cm以上)」、九州は「ワコナゴ(20cm-40cm)→ヤズ(40cm-60cm)→コブリ(60cm-80cm)→ブリ(80cm以上)」です。

ブリは養殖が盛んに行われており、昭和3年(1928年)に香川県で始められ、昭和46年(1971年)以降は養殖量が天然漁獲量を上回っています。宮崎県の日向灘沖合で養殖されているブランドブリでは2023年に完全養殖も確立されました。現在の市場に出回るブリの約60%は養殖のブリです。

ブリ(鰤)の高騰・値上がり理由

  • 市場に出回る約60%のブリが養殖であるが、養殖業は支出の6~7割が飼料代で、飼料の魚粉が輸入頼りであったために飼料代の高騰に伴い市場価格に上乗せになった。

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ブリ(鰤)の国内水揚量 (2021年)
1位北海道 13,971t (14.8%)
2位千葉県 11,604t (12.3%)
3位長崎県 10,750t (11.4%)
4位島根県 8,414t (8.9%)
5位岩手県 5,181t (5.5%)
6位三重県 4,834t (5.1%)
7位石川県 4,796t (5.1%)
8位鳥取県 4,046t (4.3%)
9位高知県 3,639t (3.8%)
10位愛媛県 2,701t (2.9%)
...
総水揚量94,608t
ブリの切り身100gの平均価格(相場)
2019年集計274円
2019年1月301円
2019年2月293円
2019年3月275円
2019年4月260円
2019年5月263円
2019年6月267円
2019年7月273円
2019年8月275円
2019年9月268円
2019年10月261円
2019年11月272円
2019年12月285円
2020年集計273円
2020年1月285円
2020年2月290円
2020年3月274円
2020年4月260円
2020年5月267円
2020年6月262円
2020年7月267円
2020年8月276円
2020年9月275円
2020年10月273円
2020年11月267円
2020年12月277円
2021年集計275円
2021年1月273円
2021年2月277円
2021年3月268円
2021年4月258円
2021年5月267円
2021年6月269円
2021年7月266円
2021年8月274円
2021年9月270円
2021年10月277円
2021年11月289円
2021年12月314円
2022年集計319円
2022年1月343円
2022年2月342円
2022年3月327円
2022年4月290円
2022年5月303円
2022年6月315円
2022年7月309円
2022年8月299円
2022年9月308円
2022年10月314円
2022年11月306円
2022年12月372円
2023年集計337円
2023年1月402円
2023年2月389円
2023年3月368円
2023年4月311円
2023年5月315円
2023年6月308円
2023年7月312円
2023年8月312円
2023年9月329円
2023年10月316円
2023年11月335円
2023年12月346円
2024年集計343円
2024年1月364円
2024年2月362円
2024年3月348円
2024年4月315円
2024年5月324円

ブリの切り身100gの最高値は2023年1月に402円、最安値は2021年4月に258円で最高値と最安値の価格差は144円ありました。最新調査月である2024年5月現在の平均価格は324円です。コロナ禍前と比較した場合に118%平均価格が上昇しました。

出典

価格上昇率ランキング